内科入院してから2年ほど耐え抜きながら、相変わらず仕事をしていました。

何度か、断酒も決意したものの、最長7日です。
又飲酒が始まれば元の木阿弥で同じことの繰り返し。

このころは近所の内科でたまに血液検査もしていたのですが、γは４桁きった事はありませんでした。
いつもγ-1000以上です。γ-1800くらいになると、顔のあご部分や口周りが真っ赤になります。
おしっこもコーラ色、ウンコも真っ黒のどろどろ。
今から考えると、その時の自分の心境がわからないです。やはりアルコールの魔力で麻痺しそれが、
当たり前だったんでしょう。

あるときの血液検査で　γー3240　というのがあったときは、前回と同じく病院から電話がかかってきて、
「すぐに入院しないと、、、」
そのとき僕は、「先生、今仕事してんねんで、元気やし」　と言い断りました。
とは言うものの、この日も朝からアルコールパワー全開でしたが。

寝ているときは、寝汗もすごく、悪夢か幻覚かわかりませんがいろんなものを見ました。
夢の中で仕事、自殺願望、人殺し、変な猛獣に襲われる、ｅｔｃ。
そして起きた瞬間はいつも寝た気がしない。居眠ったくらいの睡眠。

寝起きから酒、帰りも酒、毎日飲酒運転。帰りなんかは信号機が2つ、3つに見えるくらいの泥酔。
車線も、同じように2，３本に見えるのでよくこういうときは、片目つぶって片目飲酒運転でした。
そのころよく、自分で自分が怖いとよく思っていました。今から考えても恐ろしい。本当に酒の魔力に摂りつかれていたんでしょうね。
運よく事故しなかったのが、不思議なくらいでした。

普通ならばお金を出して買って飲むのものですが、ただで飲む酒、しかも仕事中飲める酒。

仕事中は酒飲むなよ！

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