小谷先生から教えてもらったこと
- 2014/07/07
- 23:16
こんちわ。ガンマGTPです。
今日は、断酒初期の頃教えてもらった事、いろいろありますが、そん中のひとつ書きます。
クリニックの講義は週六回ありますが、その内の一回、小谷先生の酒害ミーティングがあります。
小谷先生は、大阪阿倍野で開業されているアル中専門医で、植松先生の後輩だそうです。
元々、消火器内科が専門だったそうですが、現在はアルコールの専門医でもあります。
気さくで、まぁまぁ男前な先生です。マスクが好きなのか、いつも付けています。
講義のお話も少しオチャラケもありで、聞いていてわかりやすいです。
この先生独自の 【小谷自転車論】 というのがあって単純明快で聞いたときなぜか納得がいき今でも時折思い出します。
「自転車に乗れる人がいて、乗る必要が無くなったので、自転車を乗らなくなったとするでしょ。
で、期間を開け、また自転車に乗ろうとしたけど、最初はヨタヨタしても、元々乗っていた自転車なので、少し練習すればまた元のように乗れるでしょ。」 以上です。
なんとわかりやすい説明でしょうか。
そう、自転車とは酒のことです。 念のため解説します。
アル中が酒をやめた。 一定期間断酒した。 少しだけ酒を飲んだ。
瞬く間に大酒!!アル中に戻った!!!
デス。
この頃僕は、退院してきてやっと実生活の中で、やっと断酒が継続出来てきた。でも一日の中でしょっちゅう出てくる、
飲酒欲求が、うっとうしくてたまらなかったんです。 「もう我慢するの面倒だから、今日こそ飲もっかなぁ」 よくそんな事を思っていました
。何度もスリップし、専門医に辿り着き、入院しても止まらない、、、、、
入院中も、「飲んだら元に戻るでぇ」という講義を何度もしてもらったんですが、何ぶん止め切れていないときに、
元の木阿弥の話を聞いても、 「あぁそうやなぁ 俺も何回もそんなんあったなぁ」、 と聞いてる感じで。
この単純明快な、【小谷自転車論】を、聞いたタイミングがよかったんでしょうかね。
すっと心に、入りました。で、自分の、今までのスリップ経験を、改めて思い出し、飲酒欲求の沸く、
実生活の中で、生きた勉強になりました。
また、診察のとき、パソコンにたとえて
「画面にいつも使うアプリやフォルダが並んでいるけど、使わないアプリなんかは、必要でなければ整理していくでしょ。
ファイルは更新しなければ下へ下がっていくし。
でも、脳という、コンピューターは覚えています。アンインストーもできません。
だから、一度でも飲んでしまえばまた、前のようにいつも使うツールになって画面の使いやすい場所にに出てくるんです。
飲んでいるときの受け入れ方、止めているときの受け入れ方、とでもゆうか、自分が必要としているときの、
タイミングで出会った言葉というか。 小谷センセー ありがとう です。
ほなバイならぁ~
勉強になったらポチしてやぁ

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今日は、断酒初期の頃教えてもらった事、いろいろありますが、そん中のひとつ書きます。
クリニックの講義は週六回ありますが、その内の一回、小谷先生の酒害ミーティングがあります。
小谷先生は、大阪阿倍野で開業されているアル中専門医で、植松先生の後輩だそうです。
元々、消火器内科が専門だったそうですが、現在はアルコールの専門医でもあります。
気さくで、まぁまぁ男前な先生です。マスクが好きなのか、いつも付けています。
講義のお話も少しオチャラケもありで、聞いていてわかりやすいです。
この先生独自の 【小谷自転車論】 というのがあって単純明快で聞いたときなぜか納得がいき今でも時折思い出します。
「自転車に乗れる人がいて、乗る必要が無くなったので、自転車を乗らなくなったとするでしょ。
で、期間を開け、また自転車に乗ろうとしたけど、最初はヨタヨタしても、元々乗っていた自転車なので、少し練習すればまた元のように乗れるでしょ。」 以上です。
なんとわかりやすい説明でしょうか。
そう、自転車とは酒のことです。 念のため解説します。
アル中が酒をやめた。 一定期間断酒した。 少しだけ酒を飲んだ。
瞬く間に大酒!!アル中に戻った!!!
デス。
この頃僕は、退院してきてやっと実生活の中で、やっと断酒が継続出来てきた。でも一日の中でしょっちゅう出てくる、
飲酒欲求が、うっとうしくてたまらなかったんです。 「もう我慢するの面倒だから、今日こそ飲もっかなぁ」 よくそんな事を思っていました
。何度もスリップし、専門医に辿り着き、入院しても止まらない、、、、、
入院中も、「飲んだら元に戻るでぇ」という講義を何度もしてもらったんですが、何ぶん止め切れていないときに、
元の木阿弥の話を聞いても、 「あぁそうやなぁ 俺も何回もそんなんあったなぁ」、 と聞いてる感じで。
この単純明快な、【小谷自転車論】を、聞いたタイミングがよかったんでしょうかね。
すっと心に、入りました。で、自分の、今までのスリップ経験を、改めて思い出し、飲酒欲求の沸く、
実生活の中で、生きた勉強になりました。
また、診察のとき、パソコンにたとえて
「画面にいつも使うアプリやフォルダが並んでいるけど、使わないアプリなんかは、必要でなければ整理していくでしょ。
ファイルは更新しなければ下へ下がっていくし。
でも、脳という、コンピューターは覚えています。アンインストーもできません。
だから、一度でも飲んでしまえばまた、前のようにいつも使うツールになって画面の使いやすい場所にに出てくるんです。
飲んでいるときの受け入れ方、止めているときの受け入れ方、とでもゆうか、自分が必要としているときの、
タイミングで出会った言葉というか。 小谷センセー ありがとう です。
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