河島英五 『酒とオトコの想いの歌』
- 2017/07/11
- 06:10
「はしゃがぬように 目立たぬように
そして 人の心を見つづける男になりたい」
という歌詞の通り、
男の心情を力強く、そして時に素朴に歌い上げる、
男くさい昭和のシンガー・ソングライターですね。
時代、仕事、家庭、そして酒、という、
男の心情を巧みに歌い上げるスタイル。
そして音楽活動は、他の歌手と少し違い、
華やかな活動ではなく地道。
時には自らバイクにまたがり地方へと、
こなしたライブは26年間で4000回以上。
最期の直前まで歌い続けています。
まさに自身の音楽そのものです。
僕自身ほとんどカラオケは歌いませんが、
(若いときは歌いましたが、、、)
数少ない歌える曲に「酒と泪と男と女」 があります。
特別練習したわけでもなく、
誰かが歌ってたのを自然に覚えました。
先ほどもユーチューブで聞きましたが、
河島英五さんが唄う曲は、素面で聞いても
どれも心にシックリくるものが多いですね。
つい、口ずさんだりします。
これからも根強いオジサン達の応援ソングで
あってほしいと思います。
「酒と泪と男と女」
忘れてしまいたい事や、どうしようもない 寂しさに
包まれた時に男は、酒を飲むのでしょう
飲んで飲んで 飲まれて飲んで
飲んで飲みつぶれて 寝むるまで飲んで
やがて男は 静かに寝むるのでしょう

「時代おくれ」
一日二杯の酒を飲み
さかなは特にこだわらず
マイクが来たなら微笑んで
十八番を一つ歌うだけ

「野風増」
お前が20歳になったら
酒場で二人で飲みたいものだ
ぶっかき氷に焼酎入れて
つまみはスルメかエイのひれ
お前が20歳になったら
思い出話で 飲みたいものだ
したたか飲んでダミ声上げて
お前の20歳を祝うのさ

河島英五さんがアルコール依存症だったのかは、
わかりませんが、
30代で、C型肝炎(ウイルス)が判明してからは、
酒もたばこも止めていた
とも、
酒は大好きだったとも、
噂はありますが、真実ははわかりません。
どちらにせよ、病は進行し
肝硬変、そして食道静脈瘤破裂による吐血、
そして命を奪われたのも事実です。
『酒とオトコの想い』を
歌いあげた 太く短い人生
2001年4月、肝臓疾患のため死去、48歳です。
     いつまでも心に響く唄声です



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