竹はふしから芽を出す
- 2018/06/17
- 20:23

竹は成長とともに節をつくります。
風雪に耐えて折れず、
曲らず真すぐ伸びるためにも、
この節は竹にとって重要なものですし、
節が固く多いものほどよい竹と
されております。
人生もまた同じことではないかと
思います。
真すぐに折れず、曲からず竹のように
人生街道を歩んでいくためには、
やはり節がいるのではないでしようか。
では人生の節とはどういうものなのか。
それは人生に区切りをつけるということです。
一定時期毎に過去の体験を集蓄した節を
つくり、これを基盤に更に新しい出発への
芽を出していくというわけです。
一年なら一年に一度、自己反省を行い、
悪いものは捨て良いものだけを
節の中に集め蓄え明日への備えにする、
一日一日をないがしろにせず、
多少とも有益なものを身につけ
育成していく努力を怠たらぬためにも、
竹のように節をつくり、そこから新芽をだす。
新しい自己をのばしていくだけの
心構え配慮が必要ではないかと思います。
私が、日記をつけることを奬励するのも、
こういった節作りの資料が大切だと
思うからなのです。
過去の日記を読み返してみたとき
自分自身の考えが、
どう変わってきたか一番よくわかります。
児玉語録
和歌山断酒道場 前道場長
児玉正孝先生訓話集
     



- テーマ:健康で元気に暮らすために
- ジャンル:心と身体
- カテゴリ:児玉語録・和歌山断酒道場
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