愚痴について
- 2018/06/23
- 21:34

愚痴とは、愚かなる心の病である、といいます。
愚(おろか)で痴(たわけ・ほうけ)た状態
のことです。
小人ほど愚痴をこぼすことが多いようです。
自我に執着しすぎるところから愚痴が出ます。
愚痴には必ずといってよいほど
過去が過大評価されており、
裏面は自我のかたまりといったようなものです。
しかも、自己を正当化しようとする気持ちが
多分に含まれております。
このように愚痴ほど見苦しく、
愚かしいものはありません。
失敗があれば愚痴るまえに、
何故そうなったのかについて一人静かに反省し、
明日への転機の材料を見出すことに
努力するとともに再び失敗を
繰返さないための心の戒めとして
失敗を再起への一つのステップに
して頂きたいものであります。
児玉語録
和歌山断酒道場 前道場長
児玉正孝先生訓話集
     



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