海の見える青空の下で
- 2018/07/23
- 20:53

今日は、以前入所していた方や断酒会の方が
数人見学に来られました。
「屋根のない道場広場で体験談を語るときは
自分の素の部分が出てきて、裸になった自分を
素直に話せる」
と、おっしゃってました。
断酒会場や研修会場は建物の中でするので
窓からしか外の景色を見れませんが、
道場の前は海、後ろは山、
そして先人の修行生が浜から一輪車で運び、
手で積み上げたという石垣です。
大自然と修行の証が、
そうさしてくれるのでしょうね。

今日の講話
己をしることは、己の心を知ることなり、
人の道は心にあり、心の心は行いにあり
人生は道場なり、修行が人生なのだ。
道を求める志しさえあれば、必ず大道にあられるのだ。
成功も失敗も自分の中に(心に)ある
人間は求道者
生きているということは 誰かに借りをつくること
生きていくということは その借りを返していくこと
誰かに借りたら 誰かに返そう
誰かにそうしてもらったように
誰かにそうしてあげよう
(永六輔さん)
普段は目の前の海から淡路島がよくみえます。
よく晴れて空気も澄んでいるときは、
鳴門海峡大橋もみえます。
道場長が時折、
淡路島がキレイに見えるときに、
「こんな風に己がよく見えるようにならんとね」
とおっしゃいます。
又、靄がかかって見えないときは
「酒飲んでるときは、
こんなふうに己がはっきり見えてないんですよ」
と、お話されます。

トイレが新しくなりました
     真の罪とは自己を誤魔化すことである



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